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いつまでも心地よい暮らしを。住まいの性能へのこだわり ~その1 気密・断熱性‐1
2020.02.28
快適な住環境を求めるうえで欠かせないのが気密・断熱性です。
外気温の影響を軽減するため、また消費エネルギーの削減といったエコの観点からも、
重要なテーマとして取り組まれているのが断熱工法です。
断熱工法には充填断熱工法と外張り断熱工法があります。
充填断熱とは壁の中に断熱材を入れる方法。
使用される素材はマット状のグラスウールやロックウールのほか、
セルローズファイバーの吹込み充填や、
発泡ウレタンを吹き付けるという工法もこれに当たります。
これに対して外張り断熱は、壁の外側、外壁仕上げ材のすぐ裏に断熱材を設置する方法。
建物全体を切れ目なく包みこむことができるので、
高気密高断熱型の住まいではよく用いられる断熱法です。
形状はボード状で、フェノールフォームやポリスチレンフォームなどの素材が主流。
近年は充填断熱と外張り断熱の両方を施す「ダブル断熱」を採用する建物も見受けられ、
工務店独自の視点で最も自社の建物に合った断熱を採用し、
「涼しい夏、暖かい冬」という快適な室内環境の提供に努めているようです。