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住宅ローンの金利の選び方
2020.02.01住宅ローン金利の種類は、全期間金利が一定の「固定金利型」、
そして金融情勢の変化に応じて金利が変わる「変動金利型」、
一定期間固定金利が適用される「固定金利期間選択型」の3パターンがあります。
「固定金利型」は、借入時に借入期間全体の総返済額が確定します。
借入後に市場金利がどう変動しても返済額の増減はなく、
返済額も毎月一定のため家計管理が容易です。
一方、市場金利の増減によって返済額が変動するのが「変動金利型」で、
通常4月と10月の年2回に見直され、それぞれ6月と12月の返済日の翌日から適用されます。
一般的に固定金利と比較すると低い金利設定となっていますが、
金利の変動によって月々の返済額や支払総額が増減します。
「固定金利期間選択型」は、返済開始から一定期間は固定金利を適用し、
期間終了後は適用金利が見直され、引き続き「固定金利期間選択型」か
「変動金利型」を選択することになります。
金融機関や金融商品によって固定期間は変わってきますが、
期間の異なる「固定金利期間選択型」への変更はできません。
住宅ローンは返済期間が長いため、長期的なライフプランを立て、
返済計画を練ることが不可欠です。市場金利はもちろんのこと、
家庭の事情を踏まえ、返済計画を立てながら選びましょう。
それぞれのメリット・デメリットを理解するためにも、
一度金融機関で個別相談をされることもオススメです。
ー記事監修:但陽信用金庫ー